




手仕事フォーラムと
鹿児島・薩摩焼の窯元 沈壽官窯の
協業で新たに生まれた白薩摩(白もん)を当店でも期間限定で展示販売させていただくことになりました。
会期:22年9月4日(日)〜28日(水)
営業時間:11時30分〜17時30分
豊臣秀吉の文禄・慶長の役の軍の撤退の際に同行し渡来した朝鮮人陶工の一団が島津家の保護の下に藩内各地に窯を開き発展させた薩摩焼。
薩摩焼は「白もん」と呼ばれる色絵や彫刻が施された豪華絢爛な白い陶器と「黒もん」と呼ばれる民衆向けの黒い雑器に大別される。
薩摩焼の創始以来400年以上の伝統を引き継ぐ沈壽官窯は、精緻で煌びやかな装飾を施した非常に高級な白もんの窯元として国内外にその名を馳せますが、その高い手仕事の技術をふだん使いの器として暮らしのなかに取り入れることはできないかと考えた手仕事フォーラム創設者久野恵一氏の提案に15代 沈壽官氏が応じ、久野氏自らの眼で選んだ古作などを見本に製作が始まりました。「是が非でも完成させなければならない仕事」との思いのなか、志半ばで久野恵一氏は急逝しましたが、プロジェクトは引き継がれ、このたび、毎日の食卓で使っていただける「ふだん使いの薩摩の白もん」が誕生し、その展示販売を開催致します。